ドイツ発オンラインフランス菓子教室Broche Café

*南ドイツはバイエルン州都ミュンヘンより*カフェ*レストラン*美味しいもの*子育て*旅*暮らし便り

Sally's 1st birthday

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去る14日は我が家のリトルプリンセスSallyの1歳お誕生日でした。
改めて日曜日にお友達家族を招いて過ごす計画を立てたので
当日は家族でささやかに夕飯でお祝い。
ケーキも週末でいっかーと思っていたらマルクトに行ったり用事で外出しながら
なんとなくフー!(ロウソクを消す仕草)は見てみたいし、
買いためて放置してあったリュバーブを使いたくて、
急に思い立ちLilyのお迎え前40分ドタバタと作ったら。。。

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それを見た最近女子的に辛辣なLilyさま。。。
神妙な面持ちでボソっと、
ジャイアンが作る毒みたいなケーキ!」ですって!!
(どんな喩えよ!!!)

真っ赤なリュバーブを見慣れないってのもあるけど
そうだよね、確かにそうよね。。
それでなくてもブランクが長く空いてるbrocheには突き刺さるお言葉ですこと!

大きな声で言うとアレなんで(全然作ってないので)
これでも一応お菓子関係なんですけどぉぉぉーーー。

やはりいくら家族だけとはいえ使い慣れない素材で冒険するのは
多感な7歳のLilyによくありませんな。
味覚や視覚が爆発する年齢なのか最近のLilyの食コメントには耳を疑うくらい
細やかで的確で驚く才能を感じるのであります。
おーこわいこわい。

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 ヨーロッパで広く栽培されるリュバーブは日本では冷涼地でしか採れない希少なもの。
なかなか手に入らないor高価なのであまり扱ったことがなく憧れの食材。
こちらで見ると心踊りついつい買いためて、余裕がなくなり加工する暇もなく
ひたすら冷凍したりしておりました。
先日bioスーパーにあったリュバーブはどこよりも真っ赤で太くて上物!
その紅を生かしたくてキャラメリゼしてタルトタタンのように作ったのですが…。

毒ケーキ!!!!

えぇ…実食したあとLilyは「見たときは恐ろしくてびっくりしたけど
味は美味しいね!」とおかわりしました。。
(そんな毒ケーキを姉妹で可愛くフーしました…感無量)

次は紅が全面に出ないように配慮いたします。
日曜はベーシックなバースデーケーキにしようね。

ここミュンヘンで授かりご縁を感じずにはいられないSally.
再び戻ってきてここで1歳を無事に迎えられることができました。
この1年病気ひとつせずいつも朗らかに笑って
みんなのアイドルでいてくれるSally、
私たちのところに生まれてきてくれて本当にありがとう。

…しかし大切な1歳バースデーのメモリアルに毒ケーキエピソードは
まずい、、、かなりまずいわ!!