ドイツ発オンラインフランス菓子教室Broche Café

*南ドイツはバイエルン州都ミュンヘンより*カフェ*レストラン*美味しいもの*子育て*旅*暮らし便り

真っ赤なリュバーブ

f:id:broche_muenchen:20160622053212j:image 真っ赤なbioリュバーブと真っ赤な朝摘み苺でコンポート。

砂糖をまぶして一晩おやすみなさい。

シベリア原産欧州で広く栽培されているリュバーブは日本だと希少で高価なため
普段扱うには手の届きづらい素材…。
それがここドイツではとても身近なもので八百屋さんに行けば
旬の間はいつでも山積みという!なんて贅沢な!
特に真っ赤なリュバーブを見ると無意識に両手で抱えてしまうという私。

それが次女Sallyの登場によりこれまでのリズムが全く通用しなくなり
さらに度重なる移動や引越し、製菓道具の片付けや所在もあやふや、
器材も日本に置いてきたりなかったりだし、
お部屋のしつらえも完璧じゃないので目が離せない。
Lilyが生まれた時は自宅の隣が実家という恵まれた環境な上に
本当によく寝る人で全く手がかからなかったので
5ヶ月くらいから自宅でのお菓子教室を再開していました。
Sallyはもうもうびっくりするくらい甘えん坊…。
ちょっとの音ですぐに起きるしママでないとひどく怒るし
これはもうSallyに集中するってことで余計な台所仕事、
特にお菓子作りはお休みしていました。

なのに真っ赤なリュバーブを見ちゃうとつい買ってしまう…。
たったちょっとのことなのにジャムを炊くことさえままならない日常。
悪くなる前に仕方なくせっせと冷凍したり、、何をしてるのだか。

例の毒ケーキと言われたあの時も真っ赤なリュバーブを思わず衝動買い!
コンポートにしている暇がなくキャラメリゼソテーして作ったのだけど
まだまだある。。。えい!するしかない!

気持ちの問題だろうか…
Sallyが1歳を無事迎えて少しだけ違うこと出来そうな気に。
どこか自分のことに集中してはいけないようにフタをしていました。

仕舞い込んでいた銅鍋も久しぶりに日の目を見た〜。
ようやく自分の中で産休明けのよう。

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たっぷり500mlは出来上がりました。
甘いイチゴと酸っぱいリュバーブ、バニラビーンズも一緒に炊いて
なんとも乙女心くすぐる春の味覚。 

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Le gâteau à la rhubarbe

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ケークにリュバーブといちごのコンフィチュールをしのばせ上にシュトロイゼル。
これなら見た目はびっくりしないね🤗…笑
金曜日はLilyの家庭教師先生がいらっしゃるから
これからはできるだけ週一でもお菓子を焼いていこう。
長くお休みしていたから少しづつリハビリ!