小さい頃から食べることが大好きで
気づいたら食べ歩きがいつからの趣味か…
10代後半20代は首都圏はもちろん海を越えて相当な食べ歩きに徹しました。
30代で子育てスタートしてからは少しだけ落ち着いたものの…
相変わらず日本中世界中どこへ行ってもカフェ巡りだけは日常の一コマなbrocheです。
ミュンヘンでも然り。
珈琲が三度の飯…とまでは言いませんが大好き。
珈琲以上にカフェのそれぞれ持つ雰囲気が大好き。
カフェには人生の楽しみや人間模様が詰まってる。
思い起こせば私のカフェ巡りスタートは
学生時代、芥川龍之介が通ったと言われる銀座8丁目にあ
10代のくせにクラシカ
パウリスタの豆に虜になり切れたらわざわざ8丁目まで買
もちろん珈琲の淹れ方も自分なりに研究して。
でもそんなことより。
あのクラシカルなソファーに座り当時の芥川龍之介がなに
そんな空気を感じるのが楽しかった。
その昔多くの作家や芸術家が通った文学的香り漂うパリのシャノワールや、
それを模してできたバルセロナのクアトロガッツはピカソが通い詰めたというような。
カフェってコーヒーはおまけで人生模様をあらわすようで。
珈琲の味にこだわった古いお店から最近の流行りのスタイルで淹れるカフェまで
全て好きだけどもやはりどこかレトロな雰囲気な喫茶店って落ち着きます。
そんなカフェを楽しむ原点ともいえるようなレトロカフェが
ミュンヘンにもいくつかあります。
その一つReichenbachplatzそばにある「Café Wiener」
レトロカフェ好きにはたまらない外観と内装!
いつも思うのだけどこんな風に
おばあちゃんになっても
カップを持つ手がカタカタしても
小綺麗にしてブラックコーヒー飲んで
ずっと喋り続けて
お気に入りの場所に座り続ける
そんな人生を送りたい。
王道ウィーンスタイルのケーキは大きいけれど優しい甘みで心がほっと温かくなるお味。
年齢層高いカフェは赤ちゃん連れにも優しくて
お店の方からおばあちゃまたちみんな話し微笑みかけてくれて
とても幸せな気分になる、、まさに純喫茶といえるカフェでした。
その夕方、子ども部屋の窓からこんな幻想的な虹!
雨上がりの空が真っ赤に染まり、
それから徐々に赤から紫、藤色、空色と美しく変化。
消えゆくまでLilyと大興奮で眺めました。