29日
昨日行くはずだったArezzoへ
前日間違えてフィレンツェ行っておいてよかった!
…と思えるくらいこの日は朝から綺麗に晴れて
お散歩日和となりました
トスカーナ州の小さな田舎町アレッツォ
歴史は紀元前のエトルリア時代まで遡り
中世には都市国家として栄え
フィレンツェ・シエナに次ぐ
ルネサンス文化の中心地でした
近年ピエロ・デッラ・フランチェスカの
フレスコ画「聖十字架伝説」のおかげで
世界中から観光客が訪れるようになったそう
現在は地元出身のプラダ・ファミリーの
PRADA本社が置かれ
イタリア第二位の規模を誇る金細工工業で潤い
最も裕福な町のひとつとされているそうです
そうまさに今回泊まったヴィラからこのあたりは
プラダの地元でプラダ王国
その話はまた次回に〜むふふ
城壁に囲まれた中世都市
今なお中世の面影を色濃く残す街の歴史地区で
毎月開催される「アレッツォ骨董市」は
特にヨーロッパでその名が知られ
フィレンツェのウフィッツィ美術館を
設計した建築家であり
画家でもあるジョルジョ・ヴァザーリや
イタリア三大詩人の一人
フランチェスコ・ペトラルカ
音階ドレミファ・・・♪の
発明者グイド・モナコを輩出した町
としても有名だそう
日本ではロベルト・ベニーニ監督の映画
「ライフ・イズ・ビューティフル」や
「イングリッシュ・ペイシェント」の
撮影舞台となった街として知られているそう
↑全然知らなかった!笑
20年ぶりにシエナや
欲を言えばサンマリノも…
ほかのキャンティクラシコのワイナリーなども
行きたかったけど
Sallyが山道に激弱ということがわかり
あえて無理して行くのもということで
宿から近い場所で青空の下
小さな街だからぐるりと歩いても
30分もかからないよい散策コース!
トスカーナ特有の田園風景に囲まれて
城壁を登るとその風景が一望
14世紀にゴシック様式で建設された
アレッツォの大聖堂Cattedrale
聖堂内にイタリア初期ルネッサンスを代表する
画家ピエロ・デッラ・フランチェスカによる
「マグダラのマリア像」の絵画があります
観光客は国内イタリア人で観光ガイドつきで
食い入るように見ながら回ってらっしゃいましたが
我が家はなにせ2匹連れ
サクッとまわりまーす!
ピカピカの大きな石畳
中世らしい小道
正面ファサードが未完成らしい
サン・フランチェスコ教会Basilica di S.Francesco
ここにピエロ・デッラ・フランチェスカによる
一連のフレスコ画「聖十字架伝説」があり
イタリア・ルネッサンス芸術最高峰といわれる
くらい傑作なんだそうです
街の中心地
グランデ広場Piazza Grande
南チロル地方のクリスマスマーケットが
まだ開催中でした
イタリアでも南チロルだと
ほぼバイエルン色となんら変わりない…
なんだか見慣れたものばかり笑
な、な、なーんとこのあったかそうなお店で
まるでUGGのような素敵耳あて発見!
が…Lilyったらアジャスト出来る方がいい
と気に入らなくて試着したけどやめる
え。ムートンで超かわいいのに!
結局ミュンヘンに戻ってから探すらしい…
Lilyのイヤーマフを探す旅は続く…
この広場では毎年6月町の伝統行事である
馬上槍突き競技「サラセン祭り」が行われ
中世の装いを身にまとい町中を大名行列するという
どこのヨーロッパ中世小都市も
おんなじようなお祭りがあるのね〜
昔訪れたフランスリヨンの近郊ペルージュの街に
なんとなく似ているなーと思ったのは
ローマ時代にイタリアのペルージャから
移住してきた人々がここに住み着いたのが
始まりという説があるからだとあとから知りました
「フランスの最も美しい村」にも登録されている
ペルージュもこうした中世のお祭りがありました
イタリアにいるのに
どこまでもプレッツェルが追いかけてくる!
午後には宿に戻りたいので
広場近くの小さなOsteriaに
ワインがたくさんディスプレイされ
内装が可愛らしくてつい…
独特なコーディネート
間口は本当に小さなお店なのに中は派手派手!
2階もあり意外に広かった
しかしさすがオステリア
ワインとおつまみは豊富なのですが
お食事メニューはトスカーナの代表料理が少し
ここでもやはりPICIをいただきました
これは定番ピーチ・アッラリオーネ
ニンニクをきかせたトマトソース
もちもちでおうどんみたいなの
もう1種類はアレンジ版
トスカーナの名物キアナ牛のラグービアンコ
あぁなんでワタシ日本に生まれたんだろう
たぶん前世はイタリア人なんじゃないかってくらい
やっぱりイタリアーンLOVE!
いや…みなさん薄々きづいてらっしゃるかもですが
ただ単にどの国の料理も美味しいものであれば
好きっていう食いしん坊なだけ
しかしこれは好みが分かれ
家族中わたし以外みんな好まなかった〜
Piciは定番ソースが間違いないようです
14:30に出て宿へ戻り
またプールでひと泳ぎ
はいそうこうしてるうちにお夕飯の時間
しつこいけどハーフボード全日リザーブ
しちゃってるからキャンセルなし
今日も飽きずに赴きます
この日も厨房から特例提案により
プリモピアットは
ミラネーゼ(サフランのリゾット)
間違いない美味しさ!
セコンドはキアナ牛のタリアータに
もう一度言う!
アモーレイタリア〜〜〜♡
(どうでもいい一言で〆ちゃう!)